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Channel: ぱぎーのブログ
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第1.5回 Windows Update for Windows Server Insider Preview

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2回目となるServer用Insider Buildがリリースされました。今回のビルド番号はPCと同じ16257です。
また、今回から、リモートサーバー管理ツール(Remote Server Administration Tool)が、含まれます。このツールを16250以降のクライアントPC(Windows 10)にインストールするとGUIツールを介してWindows Serverをリモート管理できます。
今回のビルドの新機能は、Windows Subsystem for Linuxか、正式にWindows Serverで利用可能になりました。
この機能は前のビルド(16237)でもBashを利用することは可能でした。

今回は正式にアナウンスされました。
ServerのWSLもWindows 10と同様にLinuxのバイナリを実行でき、Linux同様にコマンドを実行できます。
詳しくはブログ記事または、インストールガイド(どちらも英語)を参照してください。
また、ダウンロード方法は前回と同様、ダウンロードサイトからダウンロードできます。(Insider必須)


既知の問題
・バックグラウンドタスクインフラストラクチャサービス(Bisrv.dll)は、分散コンポーネントオブジェクトモデル(DCOM)の起動時にnullクラスポインタの読み取りエラー(0xC0000005)またはフェイルファーストの破損リストエントリ(0xC0000409)が原因でシステムクラッシュを引き起こす可能性がある問題
・WindowsファイアウォールAPIライブラリ(FirewallAPI.dll)のアプリケーションハングエンドタスクエラー(0xCFFFFFFF)により、ユーザーが再起動するまで、ネットワークを使用するアプリケーションなど、ファイアウォールを呼び出すアプリケーションが応答しなくなることかある問題
・クラスタセットシナリオのエンドツーエンドテストを有効にするための主要な機能がいくつかある
・クラスター内のマシンのボリュームの作成・修復中にGSoDが発生する問題
>発生したら、1度再起動(自動的)して再試行してください。再起動してもボリュームの故障や損失することはありません。


今回は、WSLの正式アナウンスによって、ServerでもBashが使えるようになりました。
前回のビルドで非公式で(ビルドナンバー的に有効にできる)無理矢理にオンにしましたが、このビルドから普通に使うことができます。
また、Ubuntu以外のディストリビューションをインストールする方法も紹介されているので、インストールガイドを閲覧することをおすすめします。
今回はここまでにします。
では、また。

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